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国立大学法人 北見工業大学

富山助教が第二十一回舗装工学奨励賞を受賞

 このたび、社会環境工学科の富山和也助教が、公益社団法人土木学会 舗装工学委員会より、第二十一回舗装工学奨励賞を受賞しました。同委員会では、1996年以降、年1回舗装工学講演会を開催し、同時に土木学会論文集E1(舗装工学)を発刊しています。舗装工学奨励賞は、その中から、40歳未満の若手研究者を対象に、優れた研究成果に対して授与されるものです。富山助教は、「平坦性評価に要する低速プロファイラの測定精度とその検証に関する視点と方法」について発表し、その成果が認められての受賞となりました。本研究は、北見工業大学と株式会社高速道路総合技術研究所および国立研究開発法人土木研究所との共同研究の一環として実施したものです。

 富山助教らは、本研究で、舗装路面の凹凸(プロファイル)を測定するための装置(プロファイラ)の測定精度検証における視点と方法をまとめ、舗装の施工管理において、プロファイラに求められる測定精度を示しました。近年、道路整備の質的向上に対する社会的要求が高まる中、多種多様なプロファイラが開発・運用されており、プロファイルの測定および測定結果に基づく定量的な評価は、舗装を適切に管理する上で極めて重要な要素となっております。特に、今後の舗装路面の管理では、施工直後の状態のみならず、供用後に一定の品質を満足すること(性能評価)が求められます。舗装の維持更新時代における適切な路面診断や、性能評価の重要性を考えると、路面調査を目的とした装置に対する測定精度の保証は、極めて重要となります。本研究成果は、こうした社会的要求に応えるとともに、舗装工学における学術的な貢献が評価され受賞に至りました。

受賞論文:
富山和也,川村 彰,江口利幸,寺田 剛,渡邉一弘:平坦性評価に要する低速プロファイラの測定精度とその検証に関する視点と方法,土木学会論文集E1(舗装工学),Vol.72,No.3,pp.I_27-I_35,2016年12月.


第二十一回舗装工学奨励賞

授賞式にて挨拶をする富山助教

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