平成28年1月28日(木)、社会環境工学科の2年生が「オホーツク総合演習Ⅰ」学内発表会に臨みました。
この科目は、地域が抱える問題点について学生が自ら問題を発掘し、チーム(4~5人)で問題解決策を考える本学科の必修科目です(下記注釈をご参照下さい)。今年は導入3年目になります。
発表会では、これまで各チームが取り組んできた成果について、ショートプレゼンテーション(前半)及びポスターセッション(後半)を実施しました。
当日は、外部講師をご担当いただいた行政機関の皆さまにもお越しいただきました。
特に後半のポスターセッションでは、学生が自らまとめたアイディアに対し、実務者の皆さまから貴重なアドバイスをいただくなど、大変有意義な時間となりました。
4月からは「オホーツク総合演習Ⅱ」が始まります。さらなるレベルアップに乞うご期待!
注)オホーツク総合演習について
本学科では2012年度から新カリキュラムを導入し,チュートリアル教育やグループワークを取り入れた講義・演習を下図のように4科目新設しました.そのなかで,『オホーツク総合演習』はⅠとⅡに分かれ,Ⅰではオホーツク地域が抱える問題点について,外部講師の講演や自らの調査,ブレーンストーミングなどを通じて学生自ら問題を発掘し,問題解決策をチームで考えます.そして,その問題点と結果を発表し一次報告書にまとめます.Ⅱでは,Ⅰの結果をベースに,地域が抱える問題点に対するより具体的かつ有効な解決策をチームによる実務者への質問・討議,現地調査などを通じて見つけ出します.そして,その結果を最終報告書にまとめるとともに、公開された発表会で成果を披露・意見交換をします.発表会では,学生,教員,外部講師等によって優秀な発表に投票し,上位2チームを選出して後日表彰します.