お知らせ
  • 2024年11月4日
    ハイドレート研究室の小笠原恭也さん、水谷優斗さんが第33回日本エネルギー学会大会においてポスター発表賞を受賞
  • 2024年10月1日
    人事異動のお知らせ
  • 2024年8月21日
    【交通工学研究室】パジャジャラン大学主催「International Summer Program 2024」参加報告
  • 2024年8月2日
    2024年度「環境防災総合工学Ⅱ」、「オホーツク未来デザイン総合工学Ⅱ」の最終成果発表会を開催しました。
  • 2024年4月5日
    人事異動のお知らせ
  • 2024年2月15日
    2023年度 工学専攻社会環境工学プログラム 修士論文発表会 ベストプレゼンテーション賞選考結果のお知らせ

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国立大学法人 北見工業大学

社会環境系 富山和也准教授が北見医工連賞を受賞

 2019年3月9日に北見市で開催された北見医師会・北見医工連携研究会主催の第12回オホーツク医学大会において,北見医工連携研究会より北見医工連賞が授与されました.北見医工連賞は,若手研究者の医療工学研究の発展を目的に設けられたもので,研究テーマ「生理心理学に基づく潜在疲労と認知的注意を融合した路面評価モデルの開発」での需要となりました.本研究は,交通心理学で世界的に著名なパドヴァ大学(イタリア)の研究者らとの共同研究の一環として実施しているものです.受賞した研究では,北見工業大学が世界に先駆け実用化した路面評価型ドライビングミュレータを用い,一般参加者を対象とした走行試験結果に基づき,路面凹凸による精神的ストレスの蓄積により潜在疲労が生じることを生理学的に解明し,その結果として車両乗員の認知的注意が低下することを明らかにしました.これにより,工学的な路面凹凸の評価に対し科学的かつ合理的な解釈を与えることが可能となります.近年,人口構造ならびに社会基盤の急速な高齢化が社会問題となる一方で,北海道では道路交通によるドライブ観光の需要が増加しており,路面は重要な観光資源の一つともいえます.本研究成果は,日本の強みである人を中心としたきめ細やかな道路交通環境の発展的構築に大きく貢献するものと期待できます.

 

北見医工連賞

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