本学科は、平成15年度に土木開発工学科として「土木および土木関連分野」におけるJABEEの認定を受けました。さらに平成24年度に社会環境工学科として認定継続審査を受けて認定されました。現行カリキュラムでは,地球環境工学科環境防災工学コースおよび地域未来デザイン工学科社会インフラ工学コースが認定プログラム(いずれも,土木及び関連の工学分野)として認められていますので、当該コースの卒業生はJABEE認定コースの修了生となります。 |
JABEEとは、大学など高等教育機関で実施されている技術者教育プログラムが、社会の要求水準を満たしているかどうかを外部機関が公平に評価し、要求水準を満たしている教育プログラムを認定する専門認定 (Professional Accreditation) 制度です。
JABEEの主要な活動は,高等教育機関で行なわれている教育活動の品質が満足すべきレベルにあること、また、その教育成果が技術者として活動するために必要な最低限度の知識や能力(Minimum Requirement)の養成に成功していることを認定するものです。
平成16年度より技術士法が改正されJABEE認定プログラムの卒業生は技術士の一次試験合格者である「技術士補」と同等であることが制定されました。
技術士は工学系最高レベルの資格。技術士法に基づく日本の国家資格であり、医師国家試験、司法試験、公認会計士試験と並ぶ国家資格です。本学科卒業時には、この技術士の第一次試験合格と同格の資格である「技術士補」が取得できます。さらに平成17年、JABEEは非英語圏で初めて、ワシントン協定への加盟が承認されました。すなわち、JABEEにより認定された教育プログラム卒業生は、北アメリカ・ヨーロッパ・アジア等の主要17加盟国のプログラム修了生と同じ技術者教育を受けた者として認められます。