ここでは、本ウェブサイトのトップページで現在表示中の写真を紹介します。
1-3月は「雪氷科学研究室」です。
【写真解説】
No.1 「カーリングストーンの計測」アドヴィックス常呂カーリングホール
カーリング競技ではストーンは自転させながら氷上を滑らせます。この時,ストーンは自転の方向(時計周りの時は右側)に徐々に曲がります。そのメカニズムについてはこれまでに50編程度の論文が出版され,いろいろな可能性が提案されていますが,いまだに定説がありません。雪氷科学研究室では,ストーンに種々のセンサーをつけた計測実験を実施しています。写真はストーンを投げる時の様子です。
No.2 「カーリング場氷面の接写撮影」 アドヴィックス常呂カーリングホール
カーリング場の氷面には,ペブルと呼ばれる小さな突起が無数にあります。ペブルの形状や分布はストーンの曲がりに大きな影響を与えているため,小型デジタルカメラでペブルを接写撮影して,その形状を調べます。
No.3 「吹雪観測装置設置風景」北見工大グラウンド
北海道の冬季に起こる災害の原因として猛吹雪があります。雪氷科学研究室では吹雪時の飛雪粒子と視程の計測を実施し,飛雪粒子数,直径分布とともに視程の状況を明らかにしてきました。この写真は吹雪観測装置を設置している状況です。得られた観測データは北見工業大学の没入型3次元可視可装置QVICを用いて防災教育のための吹雪体験に使われています。
No.4 「吹雪時の吹雪観測装置のメンテナンス」北見工大グラウンド
この写真は実際の吹雪時に測定装置に付着した雪を取り除いている様子です。センサーに吹雪粒子が付着すると正確な吹雪データを取得できなくなるため,付着した雪を落とす必要があります。
No.5 QVICでの吹雪体験
この写真は観測で得られた吹雪粒子の形状分布をプログラムに書き込んで,没入型3次元可視可装置QVICで仮想的な吹雪を体験している様子です
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