2023年7月20日、本学講堂にて環境防災工学コース・社会インフラ工学コースの3年生が「環境防災総合工学Ⅱ」、「オホーツク未来デザイン総合工学Ⅱ」での取組を通じて得られた成果について、ショートプレゼンテーションとポスターで発表を行いました。
社会環境系では、学生自らがオホーツク地域における問題点を発掘し、問題解決に向けての方策を探ることを目指した「環境防災総合工学Ⅰ・Ⅱ」、「オホーツク未来デザイン総合工学Ⅰ・Ⅱ」を実施しています。2023年度は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行後初めて、公開で実施する最終成果発表会となりました。たくさんのみなさまにご参加いただいたおかげで、活発な議論、意見交換を行うことができました。
講堂で実施したポスター発表の様子
また、7月27日には、最終成果発表会において優れた発表を行った3班の表彰を行いました。2023年度は最終成果発表会に参加した約140名で投票を行い、以下のように最優秀発表賞一班、優秀発表賞二班を選出いたしました。
最優秀発表賞:17班「危険箇所マップによる通学路での事故防止」
優秀発表賞:5班「オホーツク地域のPRによる活性化」
優秀発表賞:2班「データセンターを誘致しよう」
17班の表彰の様子
授業を実施するにあたり、今年度も北見市、北海道開発局、地域の皆さまにご支援・ご協力をいただきました。ありがとうございました。
「環境防災総合工学Ⅰ・Ⅱ」、「オホーツク未来デザイン総合工学Ⅰ・Ⅱ」について
社会環境系ではチュートリアル教育やグループワークを取り入れた講義「環境防災総合工学Ⅰ・Ⅱ」、「オホーツク未来デザイン総合工学Ⅰ・Ⅱ」を実施しています。Ⅰではオホーツク地域が抱える問題点について、外部講師の講演や自らの調査、ブレーンストーミングなどを通じて学生自ら問題を発掘し、その問題点をポスター発表して一次報告書にまとめます。Ⅱでは、Ⅰの結果をベースに、地域が抱える問題点に対するより具体的かつ有効な解決策をチームによる実務者への質問・討議、現地調査などを通じて見つけ出します。そして、その結果を最終報告書にまとめるとともに、公開された発表会で成果を披露・意見交換を行います。