環境評価・計測研究室紹介ホームページへようこそ!
このホームページでは学内、学外の学生に向けて本学の研究室選びの参考になるような情報をまとめています!
研究室見学は随時受け付けていますので
気軽に来てください!
当研究室ではガスハイドレートの結晶特性を利用した低炭素資源の有効活用と省エネルギー・低環境負荷技術への応用や摩周湖水中の人為起源の有害物質の計測手法の開発、温泉付随メタンの資源化に向けた検討、環境変動による海底・湖底メタンハイドレートの分解と温室効果ガスの放出などの環境やエネルギーに関する研究を行っています。
現在この研究室には、南尚嗣教授、木田真人准教授、坂上寛敏准教授の教員3名、修士3名(M2:1名、M1:2名)、学部5名、技術補佐員4名が所属しています。
当研究室は南尚嗣教授、木田真人准教授、坂上寛敏准教授の教員3名で運営している研究室です。担当教員の専門がそれぞれ少しずつ異なるため、ディスカッションの際には多様な知識を取り入れることができます。フィールドワークも多く研究室内だけでは、できないような体験が経験できるのも当研究室の大きな特徴です。また実験などのスケジュールは研究室メンバー全員で決定し、コアタイムもありません。先輩たちより培った実験ノウハウも豊富で、学びが多く研究環境にも非常に恵まれています。
さらに研究室は冷暖房を完備しており、いつでも快適に充実した研究活動に勤しむこともできます。
天然メタンハイドレート(MH)中のメタンは非在来型天然ガス資源の一つとして期待されています。また、温室効果ガスであるメタンを包接する天然MHの安定性と気候変動との関係や、大陸斜面の安定性対する海底MHの役割など、天然MHの安定性と気候変動との関係や、大陸斜面の安定性に対する海底MHの役割など、天然MHは地球環境および防災の観点等からも注目されています。大学内そして国内外の研究機関と共同で、現地調査および計測と評価を通して、天然MHの分解と温室効果ガスの放出に関する研究を進めています。
摩周湖は、国連環境計画のベースラインモニタリングステーションとして登録されている日本で唯一の湖です。集水域の6割を湖面が占め、流入および流出河川がないことが特徴であり、集水域よりむしろ大気経由の汚染負荷の影響を検出しやすい条件を持った湖です。湖水中の超微量の人為起源の環境汚染物質(マイクロプラスチック、重金属など)の存在を明らかにし、その供給源に関する知見を得ることを目的に、現地調査および計測方法の開発等をおこない、大学内そして国内の研究機関・大学と共同で研究を進めています。
クラスレートハイドレートは、ガス貯蔵、ガス分離または蓄冷熱媒体等への応用が期待されています。クラスレートハイドレートの結晶中には、天然ガスの主成分であるメタンなどの炭化水素、地球規模での排出量の削減が求められている二酸化炭素をはじめ、様々なガス分子を固定できます。クラスレートハイドレートへのガスの取り込まれ方、結晶の生成・分解挙動などの物理化学的特性を解明し、これらの結晶特性を利用した低炭素資源の有効活用、省エネルギー・低環境負荷技術への応用を目指した研究を進めています。
その他様々な分野で当研究室を卒業した方が活躍しています!
南 尚嗣 教授 (環境防災工学コース)
木田 真人 准教授 (環境防災工学コース)
坂上 寛敏 准教教 (エネルギー総合工学コース)
研究室見学にも来てね!
以上、2023年度の研究室学生一同からのご紹介でした。