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河川防災システム　[水工学・水環境工学分野]

近年，長期的な気候変動や異常気象によって豪雨頻度の増加，またそれによる大規模出水の頻発が危惧されています．河川防災研究室では，洪水による災害防止および軽減を目的として，洪水時の河道内の現象解明を中心に調査研究を行っています．

研究テーマ

• 流水型ダムにおける土砂輸送現象の解明
• 結氷河川への津波の遡上現象の解明
  
  (2011 年3 月11 日 東日本大震災時の発生した尾幌川への津波の遡上により破壊された川氷)
   
• 氾濫原と河道の形成機構の解明
  
  (幅広水路を用いた流路網形成実験)
   
• 堤防の越水による破壊機構の解明
  
  (千代田実験水路で実施された実物大破堤実験)
   
• 軟岩の浸食機構の解明
  
  (久著路川の河床低下による災害状況)

構成員

• 教授 渡邊康玄
• 助教 吉川泰弘