2023年1月26日(木)~27日(金)に国立研究開発法人土木研究所寒地土木研究所で開催された、公益社団法人地盤工学会北海道支部第63回年次技術報告会において、本学大学院生の工藤僚子さん(博士前期課程 工学専攻 社会環境工学プログラム2年、指導教員:山下聡教授)が、令和4年度地盤工学会北海道支部賞(学生部門)を受賞しました。
この賞は、地盤工学会北海道支部発行の「技術報告集」に掲載された論文の中から、研究内容に加えて学会発表時のプレゼンテーション力についても評価の対象となって選出されるものです。
工藤さんは、「北見市内造成盛土の液状化特性」という題目で発表を行いました。これは、北見市内の大規模造成盛土から採取した試料を用いて液状化試験を行い、火山灰質土で盛土された地盤は、砂質土で盛土された地盤よりも液状化強度が低く、北見市内においても大きな地震によって液状化被害が発生する危険性が高いことを明らかにしました。
受賞した工藤さん