このたび、本学大学院生の岡村健斗さん(博士前期課程 社会環境工学プログラム1年、指導教員:中村大教授)が、公益社団法人土木学会令和4年度全国大会第77回年次学術講演会において、優秀講演者表彰を受賞しました。
本発表会は、公益社団法人土木学会が開催している全国規模の学術講演会で、今年度は9月15日(木)~16日(金)に京都大学吉田キャンパスにおいて3年ぶりに対面形式で開催されました。「土木学会年次学術講演会優秀講演者表彰」は土木学会全国大会で優れた講演を行った若手研究者、技術者を表彰する制度です。
岡村さんが受賞した題目は「立地と気候条件が異なる堤体の降雨浸透挙動に関する現地観測」です。本研究は国土交通省河川砂防技術研究開発公募の助成を受け、地域と歩む防災研究センター/SAFER・北海道開発局網走開発建設部・釧路開発建設部・帯広開発建設部・株式会社ドーコンとの共同研究として、産官学連携のメリットを最大限に活用して実施している積雪寒冷環境での気候変動下の地盤防災・減災技術に関するものです。
今後も、積極的に地域連携を進めるセンターとしてのメリットを活かして、地域の防災力向上に資する研究成果を社会に還元していきます。
受賞した岡村さん