このたび、交通工学研究室に所属する大学院生の宝寄山颯太さん(博士前期課程 工学専攻 社会環境工学プログラム2年、主指導教員:富山和也教授)が、公益社団法人自動車技術会2025年秋大会における学生ポスターセッション「学生のアイデアが、未来社会をデザインする」において優秀賞を受賞しました。この賞は、独創的で将来性のある自動車やモビリティに関連する技術・アイディアに送られるもので、宝寄山さんは、「動物衝突事故低減に向けた路面標示の安全性評価」と題し発表した研究成果が認められての受賞となりました。
本研究は、北海道国立大学機構オープンイノベーションセンター(ACE)のオープンイノベーション促進共同研究助成を受け、帯広畜産大学の浅利裕伸先生と共同で実施したもので,近年北海道で増加するエゾシカと車両の衝突事故(いわゆる、ロードキル)対策として、工学的知見と生態学的知見に基づき、路面標示による運転者への注意喚起効果を評価検証したものです。その結果として、路面標示効果の科学的根拠を強化し、環境負荷の小さいロードキル対策の確立に寄与する知見を得ています。本研究成果は、自然と共生する社会の実現が求められる今日、交通安全に加え自然環境の保護に配慮した道路整備に貢献するものと期待できます。
[発表題目]
宝寄山颯太,富山和也,浅利裕伸:動物衝突事故低減に向けた路面標示の安全性評価,自動車技術会2025年秋大会,福岡県北九州市,2025年10月.
[関連リンク]
・北見工業大学交通工学研究室:https://linktr.ee/transp.kit