2024年7月25日、本学講堂にて環境防災工学コース・社会インフラ工学コースの3年生が「環境防災総合工学Ⅱ」、「オホーツク未来デザイン総合工学Ⅱ」での取組を通じて得られた成果について、ショートプレゼンテーションとポスターで発表を行いました。
社会環境系では、学生自らがオホーツク地域における問題点を発掘し、問題解決に向けての方策を探ることを目指した「環境防災総合工学Ⅰ・Ⅱ」、「オホーツク未来デザイン総合工学Ⅰ・Ⅱ」を実施しています。今年度は、合計18チームが地域課題に関する調査を行い、1年間通して得られた成果についての成果発表が行われました。調査時からご協力いただいた北見市役所の方々、北海道開発局の方々をはじめとした地域の皆様にご参加いただいたおかげで、活発な議論と意見交換を行うことができました。
ポスター発表の様子
また、最終成果発表会において優れた発表を行った3班の表彰を行い、以下のように最優秀発表賞一班、優秀発表賞二班を選出いたしました。
最優秀発表賞 6班「北見市における自動運転バス導入時の課題検討」
優秀発表賞 11班「都市間交通の利便性向上」
優秀発表賞 4班「ウチダザリガニの駆除方法 」
末筆ではございますが,授業を実施するにあたり、北見市、北海道開発局、地域の皆さまにご支援・ご協力をいただきました。ありがとうございました。
「環境防災総合工学Ⅰ・Ⅱ」、「オホーツク未来デザイン総合工学Ⅰ・Ⅱ」について
社会環境系ではチュートリアル教育やグループワークを取り入れた講義「環境防災総合工学Ⅰ・Ⅱ」、「オホーツク未来デザイン総合工学Ⅰ・Ⅱ」を実施しています。Ⅰではオホーツク地域が抱える問題点について、外部講師の講演や自らの調査、ブレーンストーミングなどを通じて学生自ら問題を発掘し、その問題点をポスター発表して一次報告書にまとめます。Ⅱでは、Ⅰの結果をベースに、地域が抱える問題点に対するより具体的かつ有効な解決策をチームによる実務者への質問・討議、現地調査などを通じて見つけ出します。そして、その結果を最終報告書にまとめるとともに、公開された発表会で成果を披露・意見交換を行います。