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国立大学法人 北見工業大学

水環境工学研究室 村瀬歩実さんが土木学会北海道支部年次技術研究発表会で優秀学生講演賞を受賞

水環境工学研究室 村瀬歩実さんが土木学会北海道支部年次技術研究発表会で優秀学生講演賞を受賞

このたび、1月24日(土)~25日(日)に札幌市教育文化会館で開催された「令和7年度土木学会北海道支部年次技術研究発表会」において発表を行った、本学学生 村瀬歩実さん(発表当時:北見工業大学大学院工学研究科工学専攻博士前期課程1年(水環境工学研究室)、指導教員:駒井克昭教授) が、優秀学生講演賞を受賞しました。この賞は、本発表会において、土木技術や研究成果等について優れた講演を行ったと認められるものの中から選出されるものです。

村瀬さんは、「久著呂川流域の降水時における面源負荷発生率と正規化植生指標分布」と題して発表しました。北海道東部では、農業とともに河川、湿原、沿岸域の水環境が密接に関わっています。特に釧路地域では、農業活動と湿原生態系、沿岸の水産業が同じ流域の中でつながっており、降雨時に流域から流出する栄養塩や懸濁物質などの面源負荷を把握することが重要です。本研究では、釧路湿原に流入する久著呂川流域を対象に、水質・流量データから土地利用ごとの面源負荷発生率を推定しました。また、衛星データから得られる Normalized Difference Vegetation Index(NDVI)を用いて植生分布を評価し、植生被覆と降雨時の物質流出特性との関係を解析しました。その結果、植生被覆のばらつきが大きい牧草地や湿地では、面源負荷発生率が高い傾向が確認されました。これにより、植生の不均一性が降雨時の物質流出に影響する可能性が示されました。本研究成果は、農業と自然環境の調和を目指した流域管理や水環境保全に役立つことが期待されます。

[発表題目]
村瀬歩実,駒井克昭:久著呂川流域の降水時における面源負荷発生率と正規化植生指標分布,土木学会北海道支部論文報告集,B-6-05_1-2,2026.

[関連リンク]
・北見工業大学水環境工学研究室:https://cee.civil.kitami-it.ac.jp/study/mizusyori/
 

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