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国立大学法人 北見工業大学

交通工学研究室のLijalem Yalewさんが「アジア・オーストラレーシア道路会議2023(AARC2023)」においてBest Technical Paper Awardを受賞

8月24日(木)~27日(日)、インドネシア(ラブハンバジョ)で開催された、アジア・オーストラレーシア道路技術協会(REAAA)50周年国際会議「アジア・オーストラレーシア道路会議2023(AARC2023)」において、本学大学院生のLijalem Yalew Melese(リジャレム ヤルー メレス)さん(博士後期課程 生産基盤工学専攻2年、主指導教員:富山和也准教授)が、Best Technical Paper Awardを受賞しました。

この賞は、本会議に投稿し査読を経て発表された論文のうち、特に優れた論文の著者らに贈られるものです。今回は、道路・交通に関わる7つの研究テーマに対し13カ国から100編の研究発表があり、Lijalemさんの論文は、Asset Management and Digital Technology in Road Network部門において選出されました。

Lijalemさんは、独立行政法人 国際協力機構(JICA)の道路アセットマネジメントプラットフォーム(RAMP)長期研修生として本学大学院の交通工学研究室で学んでいます。本会議では、「Relationship Between the Degree of Pothole and International Roughness Index for Pavement Maintenance Prioritization」と題し、母国エチオピアで問題となっている舗装路面に生じるポットホールの維持管理について発表を行いました。

本研究では、ポットホールの大きさと発生頻度に対し、北見工業大学のドライビングシミュレータを用いた走行実験から、交通安全に関わる人の心理反応に基づき維持管理の優先順位付けを行う方法を提案しました。舗装のポットホールは道路利用者の安全性に関わることから、エチオピアのみならず多くの国々で問題となっています。

本研究成果は、特に発展途上国における舗装管理の合理化と予算の最適化に貢献するものと期待でき、発展性が認められての受賞となりました。

[発表題目]
Lijalem YALEW,Gatot VIRGIANTO,Marei INAGI and Kazuya TOMIYAMA:Relationship Between the Degree of Pothole and International Roughness Index for Pavement Maintenance Prioritization,The Asia Australasia Road Conference 2023 (AARC2023).

研究発表の様子 公共事業・国民住宅省(PUPR)大臣と記念撮影
一緒に参加した研究室メンバーと受賞したLijalemさん(中央)
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